ジスロマックの効果と特徴について解説

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ジスロマックとは

ジスロマック(アジスロマイシン)とはマイクロライド系といわれるファイザー社が開発した抗生物質です。

細菌が原因となるクラミジア感染症、マイコプラズマ、淋病などの病気に使用されます。

中でもクラミジア感染症の治療に多く使用されますが、高熱が続く風邪や歯科で歯周病の治療にも使われることもあります。

人間だけではなく犬や猫にもジスロマックは使用されることがあるようです。

剤形も錠剤のみならずシロップ、細粒、点滴などの種類があります。

ジスロマックは薬の効果が強いため副作用が強くあらわれてしまう人もいます。

また、感染した病気の種類で服用方法は異なりますが1回の服用で効き目が長時間続くためその飲みやすさも特徴のひとつです。

マクロライド系について

マクロライドは12以上の原子から構成されている有機化合物です。

抗生物質がたくさんある中では副作用は少ないため小児から老人まで幅広く処方される頻用薬です。

しかし細菌も薬の構造を覚えマクロライドに対する耐性は比較的起こりやすいのでマクロライド耐性を示す微生物が増加していることが医療上で話題になっています。

また、抗生物質の中でもマクロライドは高価であることと、服用の際に苦味が強いことも弱点として取り上げられています。

細菌の増殖にはタンパク質の合成が必要となりますが、タンパク質合成を阻害して細菌の増殖を抑制する働きをしてくれます。

ジスロマックの効果

抗生物質といえば1日3回の服用を数日続けるのが一般的な服用方法です。

しかしジスロマックは薬の構造を改良することにより1日1回、1回2錠の服用をしそれを3日続けることによって1週間の効果を持続させることができるようになりました。

※成分の配合量・症状によって服用方法は異なります。

クラミジアの治療の場合だと1回に1000mgの服用が理想ですが一気に多量の薬を飲むとやはり体内に負担がかかってしまいます。

半分の量を2回に分けて服用しても良いですが、体内に含んだ分だけ効果を発揮する薬なので1度に摂りこんだ方が完治も早くなります。

剤型も様々あり、シロップの場合だと1回の飲み切りタイプです。白くドロっとしており良く振ってから飲みます。味は独特な苦味と多少の甘味があります。

急性気管支炎、肺炎、咽頭炎などの急性呼吸器感染症やクラミジア、淋病の性感染症、皮膚感染症の治療に使用されます。

1回の飲み切りで服薬が完結するので錠剤よりも服用方法が楽ですし、自己判断で服用を中止するといったことも防げます。

アジスロマイシンについて

アジスロマイシンは長時間体内に留まる特徴があるマクロライド系抗生物質です。

窒素原子が入ってるいる構造で薬物相互作用はほとんどありません。

日本では「ジスロマック」と呼ばれており略号は「AZM」です。

副作用は従来のマクロライド系抗菌薬よりは少ないが、下痢、ふらつき、膣カンジダ症が起こることが多々あります。

また、ジスロマックにはジスリンというジェネリック医薬品も存在し、安価なこともあり人気の高い商品となっています。

ジスロマックの特徴

クラミジアや歯周病の治療で多く使用されるジスロマックですが、以前はクラリシッドといわれるマクロライド系の抗生物質が使用されていました。

しかし服用期間が長く治療にも時間が掛かっていましたがそれを改良して製造されたのがジスロマックです。

ジスロマックは1回の服用で効果が約7日間続くので薬の飲み忘れがなく、なおかつ身体にもあまり負担がかからないのが特徴です。

身体への吸収率がとてもよく数回の服用だけで細菌を死滅させてくれるので感染症の第一選択薬として多く使われます。

服用後効果がすぐにあらわれるため完治したと勘違いしてしまうことがありますが症状が改善しても細菌は死滅していないことがありますので服用はしばらく続けるようにしてください。

副作用も比較的起こりにくく下痢などの軽い症状で服用を続けていくうちにその症状も改善していきます。

使用禁忌薬もないのでどんな人でも使用しやすいのも大きな特徴です。

ジスロマックを開発したファイザー社とは

ファイザー社( Pfizer Inc.)はアメリカのニューヨークを本社におく製薬会社です。

1849年に創業し100年以上の歴史があり2013年には世界の医薬品売上高で1位を獲得しています。

各国に拠点がありもちろん日本にも東京都渋谷区にファイザー株式会社があります。

1928年に医学を進展させたのがアレクサンダー・フレミングです。

「ペニシリン」と呼ばれる抗生物質の名前を聞いたことがある人は多くいると思いますが、これを発見した人物がフレミングです。

そしてこのペニシリンの量産工程を開発したのがファイザー社で第二次世界大戦では多くの命を救い「奇跡の薬」を製造する世界最大手となりました。

他にも様々な薬の開発をしており人々からの信頼もあつく現在では米国ファルマシア社と統合しており世界最大の製薬会社になっています。

まとめ

・ジスロマックは世界で最も信頼のあるファイザー社で開発された薬
・活用方法は様々で主にクラミジアやマイコプラズマ肺炎など細菌が原因の感染症によく効く
・服用すると細菌に必要なタンパク質合成を阻止し細菌の増殖を抑制する
・1回の服用で効果が1週間程度続くため服用回数も少なく身体への負担が少ない
・副作用も他の抗生物質に比べると比較的少ない
・安全性が高いので小児から老人まで幅広い年代で使用可能

上記がジスロマックの効果、用法、特徴です。

処方している医療機関も多く世界的に信頼されている製薬会社が製造しているので薬の事をしっかり理解していれば病気の治療のために安心して服用できるかと思います。